東北地方太平洋沖地震 ソーシャルメディアの強さ

2011.03.12

2011/3/11に発生した東北地方太平洋沖地震。最初の揺れのときはオフィス。横揺れが始まり、すぐに机の下に潜ったとき、目の前のチームメンバーが「津倉さん、震源地は東北だそうです」と、揺れながらスマホを片手に報告してくれた。このとき、若干の違和感とともに、ソーシャルメディアの果たす役割が大きい災害になるのだろうか、とぼんやり考えたことを覚えている。


現在、3/12の23:30。まだ余震は続いている。でも、このたった1日半で、僕たちはものすごい大きな悲劇を目の当たりにし、同意に、どれだけの善意がソーシャルメディアを駆け巡ったかに圧倒された。それは既存のメディアや通信インフラに変わる存在になったと言える。いくつか、感じたことをまとめてみる。

1. インターネットベースのサービスの強さ
インターネットだって結局は突き詰めれば有線、なのだけど、携帯で通話が出来ない時ですら、僕のiPhoneはTwitterやFBの情報をキャッチし続けた。アクセスするたびにどこか不安な気持ちを支えてくれたのは、その意外な頑健さ、だった。

2. ソーシャルメディアの速さ
これは功罪あるのだろうけど、僕は功、の方が大きいと思った。誰かが助けを求める声や、有用な情報がTLをすぐに駆け巡る。RTという手段をもった僕たちは、たとえ一人一人のフォロワーは少なくても、一斉に伝播する力を手にしているのだ。もちろん、数万人規模のインフルエンサーをレバレッジする手法も有効だった。

3. 根底に流れる善意
たとえ、情報がデマだっとしても、それをすぐに訂正される。同時に、公式RTという、デマの拡散を最小限に抑える手法が紹介される。同時に、災害時だからこそ、日常を思い出させてくれる朗らかなツイートだってあった。FBのポストだってそうだ。僕は、人間がもつ善意によって、健全な成長を続けるネットワークを目の当たりにした。

そんななか、僕に出来ることは何かと考え、ギルト・シティで初となるマッチング・ギフト方式の義援金募集を始めた。途中の紆余曲折はあったものの、結果、数時間で準備が終わり、セールとなったのはひとまず良かったと思っている。

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余震はまだ続いているし、寒さも厳しい。被災地の方にとって、これから復興という長い道のりが待っている。
大切なのは、ソーシャルメディアに速さだけでなく、持続性、という4つめの美徳を加えて、風化させてないことと思った。

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