Calendar

Recent

2010年10月アーカイブ

旅の空に思う事

2010.10.06

旅ってやつは、要するに非日常。
今まで余裕がなくて考えられなかったことを考えるようになる。
特に一人で出張となると色々と内省的に考えてしまう癖がある。

そういう気分で選ぶからなのだろうけど、持っていく本がえらくセンチメントの季節。
今回、なぜか選んでしまったのは「犬と私の10の約束」「サヨナライツカ」

「私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください」(「犬と私の10の約束」)
「人間は死ぬとき、愛された事を思い出すヒトと愛した事を思い出すヒトにわかれる。私はきっと愛したことを思い出す」(「サヨナライツカ」)

前者は犬の十戒から来ているので、イヌの視点。後者はヒトの視点。
だけど、そんな事は関係なく、自分のキモチをかき回される。

俺には、相手が命の最後の灯を燃やしているときに、そばにいてあげたいと思う存在が(犬も含めて)何人かいる。
でも、俺は誰にそばにいてもらいたいんだろう、と思うと、答えは闇に消える。
本当にいて欲しいヒトにいてもらえるのかな、と考えたりもするけど、諦めていたりもする。

俺が死ぬとき、愛したことを思い出すんだろうけど、その相手に愛されていたことも思い出したい、と願う。
だって、俺が今まで愛したヒトが、俺のことを愛してくれていたことを大事にしたいから。
でも、最後のヒトは誰を思い出すんだろう。答えは闇に消える。

だけど、その闇は決して怖い闇ではない事にも気づく。
俺は、真剣にヒトを愛して来れたんだと思う。たまには不完全、たまにはいびつなかたちで。
だから、俺は一人で死ぬとしても、本当にいて欲しいヒトがそばにいてくれなくても、それで受け入れるんだろう。

でもね。本当は分かっているんだ。
だから、俺は今をきちんと生きるしかないんだね。

Facebook
Thoughts